香川県漆器工業協同組合(岡信夫理事長・58組合員)は、3月17日、18日、「かがわの漆器まつり」を、玉藻公園披雲閣(高松市)において開催しました。
このイベントは、伝統工芸である香川漆器を広くPRしようと組合が毎年開催しているもので、今年で24回目になります。今回は23業者が参加、新作を中心に1,200点が出展されました。
蒟醤(きんま)、彫漆(ちょうしつ)など匠の技を凝らした作品の展示即売が行われた他、伝統工芸士らが指導する「彫漆パネル製作」コーナーも設けられ、人気を集めていました。
また、県漆芸研究所と香川漆器青年会が初めて共同開発したタバコ入れや、高松工芸高校漆芸コース生徒の作品など、若い感性を生かした作品も展示されました。
組合では「天候にも恵まれ、大変多くの方にご来場いただいた。今後も積極的に香川漆器をPRし、伝統を伝えていきたい」と話していました。