お役立ち情報イベント情報相談事例FROM中央会青年部

2008年01月04日

原油価格高騰に係る中小企業対策のご案内

 最近の原油価格高騰を踏まえ、経済産業省が講じた関連中小企業者対策をご紹介します。ぜひご活用ください。

1)特別相談窓口
 政府系金融機関、信用保証協会、商工会議所、商工会連合会、各経済産業局に特別相談窓口を設置し、相談に応じています。

2)資金繰り円滑化
①原油価格高騰の影響を受ける中小企業の皆様は、政府系金融機関のセーフティネット貸付や信用保証協会のセーフティネット保証をご利用いただけます。
・セーフティネット貸付の限度額
中小企業金融公庫、商工組合中央金庫:4億8千万円
国民生活金融公庫:4千8百万円
※担保・保証条件の特例措置があります。
・セーフティネット保証の限度額
普通保証2億円、無担保保証8千万円
②政府系金融機関や信用保証協会に係る既往債務に関し、個々の中小企業者の実情に応じた返済条件の緩和を行っています。

3)下請適正取引等の推進
① 下請代金法の厳格な運用
 中小企業庁は、公正取引委員会とともに、原油高によるコスト増の転嫁を不正に妨げる買いたたき等の下請代金法違反行為に対して、下請代金法に基づく検査を積極的に実施しています。また、平成19年11月27日、買いたたき等の下請代金法違反行為の抑止のため、親事業者等への要請を行っています。
② 原油価格上昇に伴う下請事業者への配慮等を要請
 平成19年11月27日、関係事業者団体に対し、原油等の価格上昇に伴う下請事業者への配慮等を行うよう、経済産業大臣及び関係大臣から要請を行いました。また、12月12日、軽油価格高騰に対処するため、十分な協議による運賃改定の必要性等、下請・荷主適正取引推進のための緊急協力要請を国土交通大臣及び経済産業大臣から全国の経済団体等に対して行いました。
下請適正取引等の推進のためのガイドライン
 本ガイドラインは、素形材、自動車、産業機械・航空機等、繊維、情報通信機器、情報サービス・ソフトウェア、広告等の各業種について、ベストプラクティス(望ましい取引の在り方)事例、下請代金法等で問題となりうる行為及び望ましくない取引慣行を挙げ、分かりやすくまとめたものです。
 望ましい取引を推進するため、取引現場で是非ご活用下さい。

投稿者 管理者 : 2008年01月04日 16:44
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.chuokai-kagawa.or.jp/mt/mt-tb.cgi/157
コメント
コメントする




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)