香川県乗用自動車協同組合(新谷五十雄理事長・94組合員)は、8月4日、栗林公園管理事務所など県内9施設にベンチや車イスを寄贈しました。
同組合は、タクシーの日(8月5日)に合わせて、清掃活動や街頭キャンペーンを毎年実施しています。今年は県内の観光施設に役立ててもらおうと、ベンチ14台と車いす1台を送ることになりました。
香川ハイタク会館(高松市朝日町)で行われた寄贈式では、新谷理事長や寄贈先の管理者など約50名が出席しました。新谷理事長は「利用者のために役立てて下さい」と述べ、施設管理者に目録を手渡しました。
また組合では「こどもSOSタクシー」を実施して、子供たちの見守り活動に取り組んでいます。全国各地で登下校中の子どもを狙った事件が相次いでいることを受け、タクシーの機動力を生かして犯罪の未然防止を図ることを目的としています。
組合では「これからも地域のために役立つ活動をしていきたい」と話しています。
※「タクシーの日」(8月5日):大正元年(1912年)8月5日、東京・銀座でメーター器を装備した本格的タクシーが日本で初めて運行されました。これを記念して、タクシー業界は毎年8月5日を「タクシーの日」と定めました。全国各地で、サービスの向上を図り、タクシーに親しんでもらえるよう多彩なイベントが行われています。