香川県外国人研修生受入組合連絡協議会は、12月13日、リーガホテルゼスト高松において講習会を開催しました。この講習会は、研修生受入組合の相互交流と事業の適正な運営を図ることを目的に開催されたもので、当日は組合関係者ら88名が出席しました。
増田稔会長(瀬戸内食品加工協同組合理事長)の開会挨拶の後、高松入国管理局首席審査官である長江長吉氏を講師にお迎えして、「入国管理局から見た外国人研修生受入機関の現状と問題点並びに今後の対応について」をテーマにご講話いただきました。
長江氏より外国人研修生受入における一般的留意事項と四国4県の現状について説明があり、「香川県は、比較的良好に外国人研修生受入事業が行われている」と述べられました。
また、10月15日に発表された「研修生及び技能実習生の入国・在留管理に関する指針」改訂案について改訂に至るまでの背景や、受入れ機関が留意すべき事項の明確化、「不正行為」に該当する行為の明確化が主な改訂内容である旨の説明を受けましたが、新指針が正式発表前であったため、平成11年版の指針に基づき受入れ機関の役割について詳細に説明していただきました。
その後、質疑応答が行われ、出席者からの受入事業に係る問題点、対応策についての質問に具体的にお答えいただきました。
「研修生及び技能実習生の入国・在留管理に関する指針(平成19年改訂)」(平成19年12月26日発表)
URL:http://www.moj.go.jp/PRESS/071226-1.html