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2010年11月05日

小企業向け講習会を開催しました

 10月26日、本会は、ホテルパールガーデン(高松市)において小企業者向け講習会を開催し、県下の中小企業経営者並びに後継者50名の出席がありました。
 今回のセミナーでは、元・田中管工株式会社代表取締役社長で現在は作家として活躍されている不破俊輔氏を講師にお招きし、「なぜ会社は大きくすると潰れるのか」をテーマに講演いただきました。
 講師は、年商43億円、北海道ナンバー2の建設設備会社社長をされていましたが、10年余りのうちに自己破産。長年経営して拡大してきた会社が時代の波に飲まれて破産するまでの経緯、内面的な苦悩や葛藤を赤裸々に語られました。
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 また、「組織を作ることは金がかかって大変なことだが、経営者の楽しみはそれを作っていくことにもある」、「企業を急に伸ばすと資金はおろか、人材も追いつかなくなる」、「資金がアッパーカットだとすれば、人材はボディブローだ。後から必ず効いてくる」、「経営とは信用を増幅する絶え間ない努力」など、自身の経験から会社を潰さないための考え方についても話されました。
 出席者からは「不安や恐怖など、破産は経験しないにしても、中小企業の経営をしている身であれば日常的に大なり小なりそのような気持ちは経験しており共感できた」などの感想がありました。

投稿者 管理者 : 2010年11月05日 16:02
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