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2007年11月27日

平成19年度組合青年部全国講習会に参加

平成19年11月21日、山口県の春帆楼において組合青年部全国講習会が開催され、石井会長が出席しました。

有限会社佐賀段ボール商会の取締役副社長石川慶蔵氏を講師にお迎えし「地域活性化と新たな事業への取組み」をテーマに講演が行われました。講演では、「有田焼の売上げは低迷し、職人がリストラされる状況であったが、不況こそ発展のチャンスと捉え商品開発に携わった。有田焼万華鏡と有田焼万年筆の開発に成功し、新たな市場を開拓できた。製造段階で様々な困難に直面したが、異業種との連携により解決できた。」と述べました。
 続いて、株式会社エヌシーネットワークの代表取締役内原康雄氏から、「挑戦する製造業のために」をテーマに講演が行われました。講演では、「日本最大級の製造業向けポータルサイトであるエヌシーネットワークを立ち上げた。現在約14,000社が登録している。大企業からの下請けが中心であった中小企業が、エヌシーネットワークに登録することで、業種を越えた新規取引先から従注することが可能になる。登録業者の中でも、自社の技術力をPRできているところは、アクセス数も増え、売上げを大きく伸ばしている。」と述べました。

講演終了後、岡山県青年部の活動事例発表と講師を交えてのパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションの途中で、中小企業は、いいモノを作るが売れないという意見が出たが、講師の石川氏より、販売ルートがないまま、製造しても在庫が溜まるだけである。売り先を決めてから製造し、売るプロとも連携すべきであるとの回答を頂きました。

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青年部創立30周年記念式典を開催

平成19年11月19日、高松国際ホテルにおいて、ご来賓、会員青年部約90名の出席のもと、青年部創立30周年記念式典を盛大に開催しました。

中央会国東会長より「昭和52年に青年部が設立され、本年30周年を迎えました。本会としても組合青年部の事業活動の推進に全力を注ぐ所存であります」と挨拶の後、青年部石井会長より「若い感性と英知を集結し、柔軟な発想をもって事業を積極的に展開して参ります」と挨拶がありました。続いて、香川県中小企業団体中央会会長表彰と香川県中小企業団体中央会青年部会長感謝状が贈呈されました。受彰者を代表して、協同組合三本松商店会白井青年部会長より「受章を契機に、一層の研鑽に励み、組合と中小企業の発展に邁進したい」との謝辞がありました。
その後、ご来賓を代表して、四国経済産業局産業部長鎌田光治様、香川県商工労働部部長中山貢様、香川県議会尾崎道広様より、ご祝辞を頂きました。引き続き、記念パーティ会場に移り、青年部初代会長白井知之様、全国中小企業青年中央会杉浦雅人様より挨拶を頂いた後、商工組合中央金庫高松支店長則藤誠司様より乾杯の発声のもと、記念パーティが開催されました。

・香川県中小企業団体中央会会長表彰
   協同組合三本松商店会青年部   香川県旅館業生活衛生同業組合青年部

・香川県中小企業団体中央会青年部会長感謝状
 (組 合)香川県印刷工業組合青年部会   日本手袋工業組合青年部
       香川県中古自動車販売商工組合青年部会
 (功労者)白川正昭   井上耕治   青木康弘

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青年部創立30周年記念講演

平成19年11月19日、高松国際ホテルにおいて青年部創立30周年記念講演を開催しました。四国学院大学教授田尾和俊氏を講師にお迎えし、「うどんブーム仕掛け人のアイデア発想法」と題して講演が行われました。

(講演要旨)
 タウン情報誌の編集をしていた時に、そこでアイデアを何百も考えた中の1つが「さぬきうどん」だった。さぬきうどんがブームとなり、綾川町の「山越えうどん」では、ゴールデンウィークに1日で約3千人が食べに来ている。ゴールデンウィークに県外ナンバーの車の割合を調査した結果、坂出の人気店「がもう」では9割が県外ナンバーであり、観光地である金比羅の80%台を上回った。
 うどん屋巡りの記事を連載する前の話だが、民家の納屋で営業しているうどん屋があり、そこに初めて食べに行った時にワクワクしたのを覚えている。このワクワク感を再現し、手書きの地図と笑いを添えた文章を加えると「若い人を動かす」ことができると考えた。さぬきうどんをグルメではなく、若者向けレジャーとして扱った。香川の情報誌で連載していたので、他県では情報発信していません。後に、他県の雑誌やテレビが食いついてきたことがブームを広げることになった。うどん屋自体が高いポテンシャルを持っていることも、ブームが長続きしている要因である。
 モノ作りにおけるアイデアの出し方では、類似品をイメージしたり、他の国や地域で使う場合や時代を変えてみたり、全く関係のない物を引っ付けてみると、様々な商品のアイデアが思い付く。ここで、誰にどんな物を売るかを決める。年齢や性別で分けて商品を作ろうとする人がいるが、若者を例にすると、50歳代でもまだ若いと思っている人もいるので、好奇心のある人とそうでない人で分ける方がいい。固定概念に捕らわれず、誰に何をしたいかを明確にして、あらゆる思い付く条件でたくさんのアイデアを並べてから企画会議をすれば、必ず商売が成り立つ隙間が見つかる。

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