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【前年同月比】         
           
 

令和8年4月の景況
 ……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維 工 業 製造業
木 材・木製品 製造業
印     刷 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
輸 送 機 器 製造業
そ  の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】
(4月の景況から)      
       
集計上の分類業種 具体的な業種
(産業分類細分類相当)
組合等及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 4月から輸入小麦が5銘柄平均で2.5%引上げられたこと及び輸送費、人件費等が上昇していることを踏まえ、大手製粉業者は業務用小麦粉価格の改定(値上げ)が発表された。改定額は令和8年6月20日納品分より、業務用(25㎏当り)強力・準強力粉75円、中
力・薄力粉100円、国産小麦粉75円の値上げとなる。
味噌 中東オイル不足により資材が年明けに提出された見積より変更し上昇している。原料は値上げ変更はなく、昨年の国産米の値上げも在庫余りが生じて問屋も値段が決めれない状態である。4月からの値上げは3月初旬に決定しているため、いつ値上げして良いか試行錯誤している。大手は6月から軒並み値上げ傾向にあるが、同じようにはできないのが零細企業の状況である。出荷量、製造量とも昨年同様である。
冷凍食品 日本冷凍食品協会による2月の冷凍食品生産数量は昨対102.8%となった。カテゴリー別にはフライ揚げ物類98.8%、フライ類以外の調理食品103.7%、菓子類93.5%となり、フライ類以外の調理食品のみが前年を上回り、他の2カテゴリーは前年を下回った。業態別では市販用が107.4%、業務用が94.8%という結果となった。イラン情勢により様々なものが高騰している中で、外食控えなどにより業務用が低迷しているように感じられる。また、報道にもあるように原油高により、包装資材が値上げになっていると同時に供給面では、新規案件受付停止など、価格以上に供給面に不安が出てきている。
パン アメリカ・イラン情勢の影響により包材関係等が品薄となり、先行が不安である。
繊維工業 手袋 4月は店頭でもUVケア商品が一気に伸びる時期だが、雨の日が多く、なかなか立ち上がりは厳しいものがあった模様である。冬物は店頭から消えているが、潜在的な需要は0ではな
く、当組合のアウトレット店、及びメーカーのECサイトでは冬物もあるので需要はある程度ある。また、皆さん声が多いのは、需要の停滞、それから製品ニーズの変化への対応が問題点として洗い出されているが、いずれも根深く、現実的な打開策は見い出せない状況であ
る。
木材・木製品 家具 物価高に加え、中東情勢悪化の影響は大きく、生産に必要な石油由来の製品であるシン
ナー・ボンド・梱包資材などの急激な値上がりと出荷制限・停止が生じており、5~6月には他の原材料も含め、さらに値上がりと出荷制限が厳しくなるとのアナウンスを受け、製販ともに打撃は凄まじく、価格改定もできない状況である。対して県産木材の収穫・買付けは概ね順調であり、唯一の好材料であった。海外産木材の入荷遅れや値上がりが続く中、県産木材を利活用するものづくりで苦境を乗り越えたい。
製材 中東情勢の影響により石油関連の資材が不足し始めている。住宅資材の欠品が増えてきている状況下で、価格も高騰しており、ますます新築物件の減少が考えられる。
木材 アメリカ・イラン戦争の影響で輸入にかかる経費、材料費などの急上昇や円安が続くなど、建築材料、資材等の入手が困難になっているため着工数も減少し業況は悪化している。
印刷 印刷 4月は前期に比べ、現在の時点では売上は伸びている。しかし、イラン情勢の緊迫化でナフサ石油由来に関わる機械の潤滑油やインキなどの激しい資材高騰が予想され、5月以降はもしかしたら資材の供給も困難である可能性が出ている。全業界が先の見えない状況になっている。
窯業・土石製品 生コン 中東情勢による原材料、輸送費等の更なる高騰及び工事関係への影響が懸念される。
石材加工 原油不足からくる物資の停滞で、組合員にも影響が出始めた。組合としてもどうにか一助になれればと努力しているが、全方向で行き詰っている。
鉄鋼・金属 鋳物 新年度になり値上げ交渉中である。
鉄鋼 全体的な仕事の量は昨年と比べて維持できている。減りそうで減っていない。イランでの戦争の影響か、工具関係の値上がりが止まらない。材料はアルミや銅を中心に上がってきている。機械加工業者ではマシンオイルの入手が困難となり、仕事に支障が出てきている。
建設用金属 鉄骨業界は、令和7年度全国鉄骨総需要は342万トンと3年連続で400万トンを下回り低水準の基調が続いており、県内でも同じ状況にある。また、資機材価格高騰に伴う工期の見直しや、人材不足など事業を取り巻く環境は厳しさを増している中、特に品質管理体制強化が求められており技術者を育成し鉄骨関連資格取得は必須である。従って、人材確保と育成には女性や外国人を含む多様な活躍を促し継続的に育成することが不可欠である。
輸送機器 造船 前月と同じく業況に変化はない。人員も仕事量も大きな変化はなく、低調に推移している。
その他 漆器 物価高の為、消費者の買い控えが感じられる。贅沢品は特に悪い状態が見られる。生活用品はまだ良くてもエネルギー(ガソリン)・電気・ガスなどは苦しい状態で材料も値上がりが特に厳しくなってきた。
綿寝具 中東情勢の影響で大半のものが値上げされており、それに付いて行けていないのが現状である。
小売業 青果物 サンポートにアリーナができて以降、人気アーティストが来県するようになって、公演がある時は高松市ばかりでなく西讃のホテルまで宿泊者の増加が波及している。
石油 4月の価格は補助金の効果により安定していた。(補助金なしの場合は200円/L以上のレギュラー価格となる)依然としてホルムズ海峡が開放されないため、供給における根本的な原因の解消とはなっていない。重油の供給が十分にできない事例が発生している様子である。
エルピーガス 中東情勢によりLPガス価格やフレート(タンカー運賃)が先月に引続き上昇、入札物件や年間契約等は価格転嫁が厳しく空調を使用する時期までに対策を講じる必要がある。
電機 ビニールやプラスチック製品等への中東情勢の影響が社会全体へどのように波及していくかが懸念される。すでにビニールやテープ、プラスチック製品・部材は欠品や値上げが行っており、今後の営業活動に多大な影響が出ると思われる。
商店街 高松市① 今年に入り、物価高もようやく落ち着くかに見られた矢先、中東情勢の混迷を引き起こし、再び、エネルギー価格の上昇や、石油由来の原材料不足への懸念が、消費者心理に大きな先行き不透明感をもたらしており、中低所得者層の財布のヒモは固く、消費にも慎重さが見られている。一方、富裕層は日経平均や米国の株価上昇や金利上昇に伴い、懐が豊かになっており、消費にも前向きな様子が窺える。景気回復の実感がない中でも、近圏への旅行需要が高まっていることから、SNSの発信効果と合わせ、香川県や高松市もその恩恵を享受しており、サンポート地区の賑わい創出と相まって、商店街へも多くの観光客が来街されていることもあり、通行量も右肩上がりの状況が続いている。中でも若い方の来街増加が目立って感じられる。若い世代の観光客は主に観光名所や飲食が目的であるため、土産物を扱う以外の物販店はその恩恵がほぼないものの、飲食店は地元の名物や酒類において人気を博しており、この需要に伴い、商店街内外の周辺エリアでは飲食店の開業が相次いでおり、路地裏においてまで、飲食店向きの空き店舗(区画)が埋まってきている。サンポート地区と商店街を直接結ぶ、まちなか直行バスは本年2月の運行開始から徐々に認知や利用が高まってきてはいるものの、まだまだ有効活用されてはいない様子である。試験運行期間が一旦本年7月末までではあるが、期間の延長を期待している。本年夏のさぬき高松まつりの総踊りイベントは、商店街周辺(中央通り含む)では催されず、サンポート地区のみで開催されることが決定している。
高松市② 昨年の4月からの1年間で新店舗が4件(飲食店)増えた。大学も移転して来たことから人流も増加している。アリーナを中心に広がるイベントホール等で集客力のある出演者が増えているので、商店街への人流はさらに増加している。「骨付鳥」の社長は「薄利多売で頑張らしてもらってますからなかなかですわ」と明るい笑顔で語っている。店前で並ぶ有名店が数店舗あるので、人流の増加が見込まれる場合の対策を街としても考えていかなければと思っている。
丸亀市① イラン問題が発生し、石油関連物資の入荷困難による影響が出てきたようである。外国観光客が多く、買物客は物価高で減少傾向にある。
丸亀市② あらゆる物の値上がりで、人々の消費意欲が低迷し、完全な防御姿勢になっていると感じ
る。一部の飲食店を除いて、どの店の業況も「悪い」の一語に尽きる。組合事務所では、店がお客さんに渡す「駐車券やサービスポイント」の発行取り扱いをしているが、前年比の数字から、どこも苦戦していることが読み取れる。丸亀市が、昨年12月時点で住民登録のある市民を対象に、「暮らし応援ギフトカード(1万円分)」を発行し4月から使用が解禁されたが、ほとんどが大型店やコンビニで使われているのか、商店街で使われたという話しを聞かない。キャッシュレス決済が出来ない店の多さも要因だが、「魅力ある商品の品揃え」が何よりも大切なことを象徴する出来事だと思う。
観音寺 当店として専門外の商品で、婦人需要関連の婦人シューズの季節ごと受注会を数シーズン
行ってきたが、それなりに定着してきて、納得~満足してもらえる販売が出来て、それが多少でも、売上高の増加につながった。既存の顧客の需要を見逃さず、ルートや商材を勉強しつつ営業努力を続けたい。正直・丁寧・真当を心懸けたい。
サービス 情報 製品開発時の部材の値上げがあり、今後の動向に不安がある。
美容 ここ最近、全国各地で小規模な理美容師養成施設が出来ていて、過去に愛知県において経営母体である美容室が破綻し養成施設が閉鎖し、学生たちが被害を被り国会でも問題になった事から、養成施設を取りまとめる(公社)日本理容美容教育センターが、厚生労働大臣宛
に、理美容師を志す若者が不利益を被らないよう要望書を提出したのを皮切りに、全国各地の養成施設が所轄官庁へ要望書を提出し、香川県も理美容業界が混乱しないよう香川県知事宛に要望書を提出した。
建設業 総合建設 建設業は、公共工事の下支えで改善を期待するも、慢性的な人手不足や原油原材料等のコスト増の重荷は継続している。イラン情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置も、今後事態が長期化した場合には、より柔軟に検討し、実施していただきたい。県内企業の2025年末時点での「倒産リスク分析調査」によると、1年以内に倒産するリスクが高いとされた企業が、前年比83社増の1528社と発表されたが、当組合員も、経営維持困難による退会が数社発生している。経営基盤を内外から強化する事が不可欠であるが、こうした取組みの成否が企業の明暗を分け、二極化が進むことが懸念される。
水道 塩ビ関係資材の中で出荷制限がかかっている資材がある。当組合の資材販売では今のところ影響は少ないが、長期化すると影響は大きくなると考える。在庫のみを目的とする資材購入は控えてもらっている状況である。
運輸業 タクシー 令和8年3月16日に小豆郡及び直島町を除く香川県全域において13.05%の運賃改定がなされた。令和8年3月の輸送実績は、対前年同月比で営業収入105.9%、輸送人員は102.3%となった。
トラック 令和8年3月分高速道路通行料金利用額の対前年同月比は1.3%増となり、対前月比では13.3%増となった。また、3月分利用車両数の対前年同月比は0.1%減となった。
     
 

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