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【前年同月比】         
           
 

令和8年3月の景況
 ……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維 工 業 製造業
木 材・木製品 製造業
印     刷 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
輸 送 機 器 製造業
そ  の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】
(3月の景況から)      
       
集計上の分類業種 具体的な業種
(産業分類細分類相当)
組合等及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 令和8年4月期の輸入小麦政府売渡価格は、従来からの改定ルールに基づき2.5%の引上げとなった。今春見込まれる輸送費や労務費等のコスト上昇分を製品価格にどう反映するかは不透明である。また、イラン情勢が長期化すれば、小麦相場、原油相場、為替相場等に大きな影響を与える。
味噌 4月の価格改定で各社試行錯誤しているようである。大手は全体的に値上げの方向だが、それ以外は外食産業のみの値上げが多いようである。小売の値上げは難しい。年明けから外食の価格が1.5倍に上がって驚いている。内食が益々増加し、景気が悪循環になるような気がする。大手は輸出に販路を見出し企業努力もしながら活躍している。これからは創意工夫し10年、もっと先に目標を決め進めるのが望ましい。イラン戦争の影響で石油価格が急騰し、製品用パック等の見積も値上げ変更等有り、商品値上げも検討が必要になってくる。ガソリン値上げも打撃で、今まで通りの営業もできなくなってきているようである。
冷凍食品 日本冷凍食品協会による1月の冷凍食品生産数量は昨対110.2%となった。カテゴリー別にはフライ揚げ物類105.8%、フライ類以外の調理食品114.1%、菓子類83.0%となり、菓子類が大きく前年を下回り、他の2カテゴリーは大きく前年を上回った。業態別では市販用が114.6%、業務用が102.5%という結果となった。イラン情勢による原油高は、冷凍食品メーカーにとって致命的である。①製造・保管コスト ②物流コスト ③原材料コスト ④節約志向による消費者行動の変化、これらに加えて人件費の上昇など、未曾有の事態をどのようにして乗り越えていくのかが問われている。
繊維工業 手袋 3月は夏商戦の始まる時期だが、その夏使用の商材の立ち上がりは気候に影響されやすい。今年の場合は寒い日が多かったせいもあり、4月へずれ込む需要が多いとのこと。また、会員企業より需要の停滞、それから製品ニーズの変化への対応が問題点として洗い出されているが、いずれも根深く、現実的な打開策は見いだせない状況である。          
木材・木製品 家具 中東情勢、原油、ナフサ、原材料の出荷制限や値上がりが凄まじく、製造業にとっても大打撃であり、混迷を極めている。石油由来の資材・原材料(シンナー・塗料)の代替策を考えているが未だ見通せない。
製材 物価高に加えイラン情勢の影響によりさらに不安定な状況である。この先いろいろ値上げが考えられ、建物も小型化になり、ますます業界は厳しい状況が続くと思われる。
木材 建築資材等の価格高も一因であると考えられる新設住宅の建て控えが続いている。建築する住宅は、価格を抑えるため2階建てから平屋建てが増えており、木材の使用量がますます減少する傾向にあり厳しい業況が続いている。
印刷 印刷 中小受託取引適正化法対象企業に対して、取引条件が良くなってきているので助かっている。だが、売上に関してはまだまだ伸び悩んでおり、この3月で半期が終わるため、新たな気持ちで取り組もうと思っている。
窯業・土石製品 生コン 4月より価格改定を実施する。今後の資材高騰が懸念される。
石材加工 お彼岸に向けての需要も中国の春節時期の受注も何の変化もなく過ぎた。本当に産地全体が厳しさを増している。
鉄鋼・金属 鋳物 一部、石油製品の資材の入手が難しくなっている。値上げ交渉を実施している。
鉄鋼 今年の3月は平年通り仕事が出てきたようである。ただ、一部の業種(建築鉄骨、製缶品)で陰りが見え始めている。アメリカが起こした戦争の影響で軽金属や樹脂関係の値上がりが顕著で、かつ、塗料用のシンナーや機械用の潤滑油も入手しにくくなってきている。
建設用金属 建築業界は、今回の世界情勢を受けナフサを主とした原料の調達が困難になっており塗料・シンナーの供給に大きな影響が出ている。現在、塗料メーカーは新規受注の一時出荷停止となり受注物件が少ない中、さらに厳しい状況にある。夏以降の建築鉄骨需要も先行き不透明で、今後の見通し予測は難しい。
輸送機器 造船 前月同様に安定操業が続いている。業況に変化はない。
その他 うちわ 高齢者の職人が増える中、老々介護に続き、本人の入院などで製作不可能になるケースが出てきている。後継者育成事業を実施しているが今までの職人の引退が懸念される。
漆器 3月は新年度の業者の移動や引っ越しなどがあり、変わり目で雇用が伸びたと考えられる。円安が消費に大きく影響してきた。燃料費の高騰や材料費の値上がり、電気、水道、ガスその他の上昇に先が見通せない。                                             
綿寝具 各社まちまちのようであるが、3月末が決算の会社は悪くない決算状況となっている。
小売業 青果物 相変わらず、雨不足の影響で春物の出荷が例年より少し悪い。八百屋業界の後継者不足と同様、生産者にも後継者不足が問題となっている。
石油 3月は今までにないほどの価格の乱高下があった月となった。表面上は補助金や備蓄放出により、昭和の石油ショックのような混乱はないが、タンカーが日本に来ないので根本的な原因の解消となっていない。戦争が終わるのを祈るばかりである。
エルピーガス 中東情勢の影響でエルピーガスの輸入価格が急騰している。消費者への影響は早くて5月分、遅くても7月分から価格に反映される。香川県エルピーガス料金高騰対策は3月4月の2ヶ月で終了する。
電機 仕入価格の上昇に伴い販売価格も上昇はしているが、利益の全体的な底上げまでは追いついていない。急激な値上がり感により4月以降すべての商品の販売難易度があがりそうである。電気業界としてはエアコン・LEDを筆頭に商機はあるが、在庫の確保や納期短縮がどこまでできるかが問題である。
商店街 高松市① 中東情勢の不安定化によるエネルギーや資源価格の高騰が、現状すぐに消費の現場に悪影響が出ている感覚はない(株価も増減あるが、大幅な減少ではない)が、長期化すると消費全体に大きな影響が出てくるものと思われる。合わせて、中国からのインバウンド客は減っているものの、台湾や東南アジア、韓国(増便)からのインバウンド客が減っていないことやサンポート地区の賑わい(県立アリーナで週末に開かれるコンサートイベント等)が、相変わらず商店街へ波及してくれており、通行量は前年超え(約15%)をキープしている。ただし、通行量の増加が飲食店には恩恵をもたらすが、物販店の売上には直接結びついていない。3月は百貨店がいつになく集客催事をふんだんに行ったこともあり、来街者数や商店街全体の売上にも好影響となった。一方、中国(上海、香港便)からのインバウンド客減少は高級輸入バッグや雑貨、宝飾品の一部で売上にダメージが続いている。また、国内客の高額品(バッグ、宝飾)需要が、円安や金属価格高騰により、年に数回値上げとなり、概ね売上がダウンしているが、輸入高級時計のみは好調が続いている。昨年10月末にオープンした人気店の集客は落ち着きを見せてはいるが、やはり広域から集客してもらえているので、人気店へ来られたお客様は商店街北部エリア(百貨店、壱番街周辺)へも回遊されている実態があり、有難い。サンポート地区の賑わいを商店街にも繋げることを目的に、香川県は既に「まちなか直行バス」を2月1日から実験運行を開始してくれているが、本年は更に、3億7千万円の予算取りを発表、更なる中心市街地への回遊性向上のプロムナード化に力を注いでくれていることを頼もしく感じている。
高松市② 商店街を行き交う人々の足取りは重く、ガソリンの値上げや物価高の影響が感じられる。来月は入学式や入社式など明るい話題と共に商店街に良い情報が舞込むことを祈るばかりである。
丸亀市① 暖かくなっているにも関わらず商店街の通行量は少ない。閉店時間も早く6時にはほとんどの店が閉まっている状況である。
丸亀市② 新市民会館の9月オープンに向けて、お城・役所界隈で小さなイベントが何度か開催され、来客で賑わっていたが、商店街への波及効果は見られなかった。彼岸の3連休に、個人の団体が「おしろのまちの市」を商店街の各所で開いたが、いつもと比べて来客が驚くほど少なかった。ガソリンの値上がりなどで、「外へ出かける」という意識が縮小しているとも感じた。
観音寺 観音寺スマートIC(R8年夏開業予定)や大型インフラ整備である、新「道の駅」かんおんじ(仮称)(R10年開業予定)を織り込んで市街地から一直線で約1.5㎞の国道11号線沿いにスーパーマーケットを中心とする複合型ショッピングタウンが3月下旬に開業した。都会的ではないが、我々の急所弱点を突くには十分である。都市間の競争としては国道11号線の車線拡幅とともに良いことと感じる。
サービス ディスプレイ 前月と比べると顧客数並びに売上も増加している。価格の上昇に対し、製品価格への転嫁を図らなければやっていけない。人材不足が深刻であり、様々な手法を試しているが雇用が困難な状況が続いている。
情報 新年度前で行政へのアプローチが鈍化した。
美容 美容サロンやエステサロン等で、まゆ毛や毛髪等に墨等の色素を入れるアートメイク施術について、厚生労働省・経済産業省との連名で、医療行為に当たることから医師免許を有しない者が業として行えば医師法違反となる通達があったので組合員宛に注意喚起を行った。
建設業 総合建設 香川県における有効求人倍率は、高い水準を維持している。しかし、建設業(特に土木)の入職者(希望者)は低いのが現状である。ただ、業界全体で週休2日や時間外労働是正に向けた取組みが浸透してきたこともあり、春からの新規入職を予定している企業もあるが、限られた企業のみである。また、入職者問題だけでなく、後継者問題も深刻であり、それが原因で会社をたたむ事態も今後増える可能性がある。
板金工事 中東紛争の影響で石油の輸入制限のため、各メーカーの対応が厳しくなってきている。
運輸業 タクシー 令和8年2月の輸送実績は対前年同月比で営業収入101.2%、輸送人員は101.2%と大きな変化はなかった。
トラック 令和8年2月分高速道路通行料金利用額の対前年同月比は同比となり、対前月比では2.3%減となった。また、2月分利用車両数の対前年同月比は0.2%減となった。
     
 

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