香川エルピーガスクリーン協同組合

HOMELPガスについてお知らせ官公需適格組合組合員名簿


 

地球環境にやさしいエネルギー
 エルピーガス(以下、LPガス)は、液化石油ガスの略称で、プロパンとブタンを主成分とする炭素と水素の化合物です。LPガスは常温常圧では気体ですが、圧力を加えたり冷却することによって簡単に液体になります。
 LPガスは、液体にすると気体の時の体積の約250分の1になるという特徴がありますので、液体のまま家庭、商店、LPガス自動車、工場等に運び、気体にして利用します。また、カセットボンベ、ライター、スプレーなどにも、持ち運びに便利な特性が活かされています。
 現在、二酸化炭素に代表される温室効果ガスによる地球温暖化、自動車・工場等からの排出ガスによる大気汚染や酸性雨、フロンガスによるオゾン層破壊などの地球環境の破壊が急速に進んでおり、世界規模での深刻な問題になっています。
 このような中、化石エネルギーの中では二酸化炭素の排出量が最も少なく、環境に悪影響を与える硫黄酸化物、窒素酸化物等をほとんど発生しないLPガスは地球環境問題に貢献するエネルギーであるという認識が定着しつつあります。
安心・安全なエネルギー
 安全性においてもLPガスは、マイコンメータなどの安全器具が充実しており、地震などの災害時には自動的にガスを止める機能が付いています。また、地震など災害の後には販売事業者が点検を行い、安全を確認します。
 阪神大震災の際、LPガスは実質10日間で復旧しましたが、都市ガスは復旧に3ヶ月を要しました。また、その際に発生した火災についても約6割が漏電や都市ガスの漏洩が原因と判明。LPガスを原因とする火災は1件のみでした。LPガスは容器の元栓を閉止すれば、ほとんど二次災害を防ぐことが可能です。
 消費者の保安確保については、マイコンメータ等の各種安全機器)とLPガス販売事業者の保安ケアーの2つで維持されています。
 LPガス販売事業者が行う保安ケアーの一つに「保安業務」があります。本組合の組合員は全員が行政庁の認定を受けた専門の認定保安機関であり、以下の保安業務を実施しています。

供給開始時点検・調査 一般消費者等がLPガスの使用を開始する時にLPガスのすべての設備を点検・調査をする業務
容器交換時等供給設備点検 容器交換の際、供給設備(容器からガスメータまでの設備)まわりを中心に点検する業務
定期供給設備点検 定期的に供給設備について点検する業務
定期消費設備調査 定期的に消費設備(ガスメータ出口以降の消費配管からガス燃焼器を含めた消費側設備)について調査し、その結果を一般消費者等に通知する業務
周    知 LPガスの使用上の注意点を一般消費者に知らせる業務
緊急対応時 一般消費者等からの要請に応じ、ガス漏れ等の災害の発生防止又は災害の拡大を防ぐために出動し、必要な措置を行う業務
緊急時連絡 一般消費者等からの連絡に対し、必要な措置を行う業務(出動を伴わない)

 上記の他にも、燃焼器具の自主点検活動・埋設管自主点検活動や消費者へのLPガスの正しい使い方等パンフレットの配布・説明等を行っています。

 


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