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【前年同月比】          
           
 

平成18年12月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (12月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 小麦粉需要は昨年に比べ、微減。いよいよこの4月から小麦の売却制度が変更になり、たちまち麺用オーストラリア産小麦の価格が5%上がる。小麦粉価格への影響は避けられないが、それをどれだけ販売価格に転嫁できるかどうかは不透明である。しかし、できなければ製粉業界は経営が成り立たない。
調理食品 出荷高は、前年同月比92.9%であった。組合員各社とも、取引先に値上げ要請をしており、今春より値上げ可能かと思われる。
醤油 長期的な景気動向の波から判断すれば、現在の日本経済は「いざなぎ景気」を抜く経済情勢にあると報道されているが、中小の醤油製造業界においては、その景気動向が必ずしも実感されていないのではないか。組合員の業況は全般的に安定しておりほぼ前年並の売上状況にあると推察できる。当組合においても、第3四半期が終わった今年度末では前年同月比104%程度の実績で推移している。
繊維・同製品 手袋 冬物手袋は年内(18年12月)が暖冬で市場は前年比70%程度であるが、年が明けても通常価格を維持しており多少の期待感がある。
縫製 冬物の追加注文が入り、売上は若干良くなっている。
木材・木製品 木材 住宅建設は前年並だが、一般流通二次問屋以降は値段の変動がなく、一次生産者の負担が増加している。
印刷 印刷 全体の印刷物が減り、単価もロットも小さくなってきており、価格競争が一段と厳しくなってきている。
窯業・土石製品 生コン 昨年末、組合員の取引先である建設会社が自己破産の申請を行った。今後も公共工事の減少等による得意先への影響が懸念される。
鉄鋼・金属 鍍金 いざなぎ景気を超えたとはいえ、全体的に見ればさほどの上昇感はなく、むしろ引き続く原材料・原油高が将来収益にマイナスの影響を及ぼすことを懸念している。
その他製造業 漆器 年末年始を迎え、業界としては一番の繁忙期であるのだが、個人消費・法人需要とも盛り上がりに欠ける。しかし、春の新製品開発のため在庫処分が進み、在庫数量が減少したため販売価格は新年から若干ではあるが上昇に転じそうである。
卸売業 セメント 公共事業の抑制による箱物の建築物件の減少で、袋セメント左官工事が減少している。また、大手ホームセンターの進出で安価の私製袋セメントが増加し、国内メーカー製品の出荷が10〜15%減少している。このため、当組合では組合員の倒産・閉鎖・合併等が毎年おこり、組合員数は年々減少するなど大変厳しい状況にある。
商店街 高松市 中心市街地の再開発事業の完成・オープンに伴い、通行量が増加しており、続いていた売上減少は下げ止まりの感がある。
高松市 近隣商店街再開発事業の完成・オープンで多くの人出があったが、その場所だけが賑わっている感じで、近隣の商店への良い影響は感じられなかった。今後も目的買いがほとんどと思われ、個々の商店の努力が必要と思われる。
坂出市 新聞報道等でいわれてる景気好転の実感は全く感じられない。
サービス業 情報 中央との結びつき方によって、業績格差がでている。
運輸業 貨物 本年最高の高速道路利用率となったが、対前年度比では102%と本年最低の伸び率であった。
       
     

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