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【前年同月比】          
           
 

平成22年8月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (8月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 猛暑により一部の麺は需要が多く、品切れも聞いているが全体的には前年並。先日10月からの小麦の買付価格の1%値上げが発表されたが、麺用小麦は4%の値上げとなるようである。
調理食品 出荷高は前年同月比92.9%
醤油 組合員から御中元の発注等が少なくなったとの声を聞く。消費者の低価格指向への変化も影響しているのではないかと推察する。当組合の4月〜8月の生揚出荷数量も前年同期比96%程度の水準で推移。現在のところ出荷数量の増加する経済的な要因は見当たらず、上半期(4月〜9月)の出荷数量は減少すると予測される。
繊維・同製品 手袋 春夏用UV手袋は今夏の猛暑でロング手袋はほぼ完売、ショート手袋は残っている。円高による差益については企業毎に恩恵が異なっている。契約をドル建てで貿易を行っている企業はほとんど恩恵を受けていない。(1ドル95円程度の契約)また、販売先よりの円高差益の要求が強い。ドル建ての変動相場で貿易を行っている企業にはメリットがあるものの、材料の輸出についてはデメリットである。
木材・木製品 家具 一部事業所であるが、この2〜3ヶ月は仕事量を確保できたと聞いているが、その後は注文がない状況。依然厳しい経営環境であることは否めない。
製材 猛暑のためか作業効率が悪くなっている。例年の夏期休暇も1日程度長くなっている。
木材 住宅着工数の減少。原木等必要な資材・資源の減少により仕入れ単価が割高になるため収益状況は悪化している。
印刷 印刷 受注単価は安値安定で、受注量は低水準で推移している。今年に入って同様の状況で推移していると感じる。
窯業・土石製品 ブロック 猛暑が連日続き従業員に疲れが目立つ中、売上は年間の平均はあるものの早く涼しくなり働きやすい環境になってほしい。
石材加工 今年6回目を迎えた「石あかりロード」も来場者は多いが、財布の紐は固く物品販売は苦戦している。
鉄鋼・金属 鍍金 原材料費は高値止まりである上に、円高の影響がボディブローのごとく出てくるのではないかと懸念している。工場内の暑さの我慢ももう少し、各組合員の従業員は頑張ってくれている。
一般機器 一般産業用機械・装置 受注増加の気配があるが、円高等の影響も顕著に現れ始めたため兆候は大変弱くなっている。一般機器についても引き合いはきているが、受注の増加は期待薄。鉄骨は公共事業の動きがなく尻すぼみ。中小零細企業は依然として受注環境、雇用環境ともに厳しい。造船については引き続き高稼働率であるが今後の採算については要注意。
その他製造業 団扇 各業者とも販売量は減少していると考えられる。暑ければ「うちわ」は売れるというジンクスは今年の場合は通らなかったと思う。
綿寝具 先月29日の香川県知事選挙において観音寺市出身の知事が誕生。これによって高松市周辺重視の産業・観光行政から少しは西讃地域の発展に力を入れていただきたい。
小売業 青果物 青果の高値が続いている。
電機 猛暑の影響でエアコンの売上げが前年比で130〜150%強の伸びである。お盆明けもエアコンが売れているが、各メーカーとも品切れ状態が続いており、お客様に迷惑を掛けている現状である。エアコン以外の商品ではテレビが売れているものの他の商品は今ひとつといった状況である。
商店街 高松市 相変わらずの不景気。
高松市 8月の夏祭り・お盆・夏休みが終わり今年の夏は猛暑で外出を控えた人たちが多く、人通りも減少、売上も伸びない。当商店街はアーケードのリニューアルも終わり、きれいになった姿をみるとアーケードのある生活が大変ありがたい事に気づく。これから高度化資金の返済があるが、組合員と協力していこうと思う。
坂出市 高齢の経営者夫婦が多いため、健康上の理由で閉店することがあるがこの状態は如何ともしがたい。
丸亀市 毎年8月は、中心市街地の活性化を目的にした夏祭り「バサラまつり」が行われ、今年も大勢の人が訪れた。飲食業など一部の業種の店は、この恩恵を受けて歓迎ムードだが、直接的な利益を受けない物販の店などは、「シラケた、どうでもいい雰囲気」。商店街に関係ない、民間の部外者から「商店街の非協力的な態度」を指摘・指弾され、間に入る身にはこたえるが、毎年同じことで、それに慣れていく自分が困ったものだと思う。
サービス業 ディスプレイ 物が動かないのはやはり先行き不安の為に設備関係にストップがかかっているからだと思う。我々ディスプレイ業も建設関係の停滞の為、受注が大変少ない。公共投資をドンドンやって雇用を増やし内需を拡大してもらいたい。子供手当は親御さんが貯金をして終わりになっていると思う。
旅館 今月の稼働率は昨年同月に比較し25%程度上昇。瀬戸内国際芸術祭の影響も10%あり、その他のイベントも関係している場合もある。ただ9月以降の予約は、低調であり、不況での出張の取りやめ、回数の削減、また、以下の傾向より、宿泊単価の安いところへ大きくシフトしつつある。@不況前⇒1泊いくらで高い金額設定。余裕があった。A不況になり⇒宿泊費実費精算従って、多くの人が領収書を要求B最近の不況⇒また@の1泊いくらでさらに安い設定になり、とにかく安いところで、出張赤字を回避しようとする動きが大手企業で多く出てきた。
情報 下半期の投資を手控える傾向がユーザに出てきている。売上拡大に直結するものへの投資は継続されているが事例は少ない。
建設業 建築 公共工事に対する依存度の高い地元建設業界の経営環境は度重なる公共工事削減、入札契約制度改革により非常に厳しい状況が続いている。
運輸業 トラック 高速道路通行料金支払額は3月から7月まで対前年同月比を上回っており6月、7月は対前月比を7〜8%上回った。昨年8月は昨年度最低の実績であったが今年は猛暑の関係で飲料水等の輸送量が多いと思われ、対前年同月比を上回るのではないかと予想している。これも新料金制度の導入がなされていない恩恵でもあるが、民主党代表選後における同制度の扱いは不透明である。
貨物 円高が続くも燃料価格が下がらない。
     
 

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