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【前年同月比】          
           
 

平成22年5月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (5月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 一部の麺工場は高速道路の休日1,000円の効果で販売が伸びているようである。平成21年は外国産小麦価格が下落した関係で小麦粉の販売価格(仕入価格)が下がったため売上額の減少となった。全体的には減収・減益傾向ではないか。
調理食品 前年同月比103.5%
豆腐 県外出身のスーパー、ディスカウント店等での県内品のシェアが約20%
醤油 全般的に見て組合員の業況はほぼ前年並に推移しているものと推察される。当組合平成22年4月・5月の生揚出荷状況は前年同月比103%であるが経済不況期にある昨今のため、6月・7月の御中元の売上状況を観察しないと組合員の業況は充分に把握できないと考える。
繊維・同製品 手袋 昨年度UV手袋発売開始以来初めて前年度実績を下回り、本年度の販売が危惧されていた。春の寒さもあり出だしは不安であるが、生産は注文生産のため順調に推移したものの、前年在庫商品の処分、販売に苦慮している。全体的に価格の下落傾向が続いている。
木材・木製品 家具 雇用調整助成金を受給している事業所が1事業所増え5事業所となった。この業界は不景気、不況のど真ん中にありこれから先が見えず、その方向性すら見えてこない状況と言っても過言でない。非常に厳しい状況に置かれている。
製材 4月の降雨により住宅着工も基礎工事が遅れて、GW明けにかかわらず低調な取引状況だった。
木材 注文住宅が若干ではあるが増加した。今後に期待したい。
印刷 印刷 原材料の値上げ、受注単価の低下により売上げが好転している企業でも収益に反映されていない現況。
窯業・土石製品 石材加工 売上高は微減の一途で、大幅なダウンは見られないが状況は改善しそうにない。
石材 庵治ストーンフェア2010は、5月22日は前回に比べずいぶん多くの方々の来場があったが、翌23日は雨風の天候で大変だったが新しいイベントも数多く、第2回庵治石グランドコンペティション、全国灯籠集合等は盛会だった。
鉄鋼・金属 鍍金 依然として中小企業緊急雇用安定助成金の活用をしているところもあるが、発注先の活用が減少した分組合員も生産日に宛てていると思われる。やや好転の兆しが見られるものの引き続き内部体制(納期、品質、コスト等)固めに重点を置く次第である。
一般機器 一般産業用機械・装置 4月は新年度で上向き期待があり、実需もそのようになるかと思われたが、途中でしぼんでしまい、期待が裏切られた。全体的に先月並みで厳しい状況にかわりない。
その他製造業 団扇 6月に入ったが依然として本格的な受注状況ではない。景気の回復が遅れているうえにこの夏の首相交替があり景気の動向が心配される。
漆器 5月12日・13日業者対象、14日〜16日一般対象で新作見本市を開催。業者の来場は昨年より50人ほど多かったが一般は昨年より1日多い3日間の開催にもかかわらず、昨年より少なく売上げも減少した。今後展示会開催に対する補助金も厳しくなり開催できない可能性もある。
綿寝具 リーマンショックが一段落した感が一時あったが、次はギリシャ問題と次から次への大津波が寄せてくる様子は大難航海で我々の業界は大海原に浮く一片のようなものだ。
小売業 青果物 高値が続き収益が悪化。
石油 新仕切り見直しにより、また市況が変動し組合員は不安が募る一方。
電機 5月度のデジタルビデオ販売は、品不足の状況と3月度前年比200%強のあおりで低調。またそれ以外のエコポイント対象品も低調。5月度のGWの影響で家電製品全般に販売が落ちている。
商店街 高松市 5月の連休は商店街に県外者の旅行者が少ないように感じた。高速道路1,000円も最後と言う事で郊外の安いうどん店に流れたのであろう。兵庫町商店街にまた飲食店が中旬にオープン。小売店が消えて行き、丸亀町には全国展開の美容院がオープン、どちらも低価格、同業者に与える影響は今後出てくると思う。わが振興組合も今後どうなることやら頭が痛い問題が解決しそうにもない。
丸亀市 業界の現状は「底のまま」で、これ以上悪くなると言えない状況にまで落ちている。商店街の各組合は、3月決算で5月は「総会の月」になっている。今年は特に、2年に一度の役員改選がおこなわれたが、どこも「役員の成り手」がなく、今の執行部が「止むを得ず留任」しなければいけないという、先行きの展望や可能性はゼロといえる現状にある。
サービス業 ディスプレイ せっかく上向きつつあった景気も、政局混迷にて株安が続き停滞しそう。
旅館 今月は、稼働率は昨年並みであるが、低単価で売上が下がった。非常に苦しい中、苦肉の策を各ホテルにて、継続しているが、実効性に乏しい形となっている。落ち込みが激しく、もはや、2軒撤退の話が出始めている。わたや旅館さんが3月に廃業されたのも、業界では寂しい話題である。
情報 中小企業の基幹システム再構築の需要がみえつつある。また新たにEC(Web等)への取り組みも散見できる。
運輸業 タクシー 3月以降運賃収入が5月は対前年同月比100%となっている。
トラック 4月分の高速道路通行料金支払額は対前月比で108.4%と続いて伸びたため、対前年同月比では91.3%と未だ回復していない。当初は6月から高速道路の新料金を実施したいと発表していたが先送りとなった。近・中距離は実質値上がりであり、また中型車と大型車を一つにして大型料金としたため中型車にとって値上げとなる。現在は各種の時間帯割引を利用して運行しているもが制度もなくなれば運送コスト増なるものの増加分の回収は望めそうにない。
貨物 天候不良で季節物の動きが鈍化している。
     
 

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