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【前年同月比】          
           
 

平成21年7月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (7月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 現在、国産小麦と輸入小麦とでは、価格決定ルールが異なる。前者は播種前契約といい、収穫の1年間に入札を行い、価格を決定する。一方、後者は半年毎に、国際価格を基準に決定する。よって、もし国際価格が急騰したら、国産小麦は相対的に割安になる(逆に急落したら、割高になる)。こういった矛盾をどうして放置しておくのか、全く理解できない。
調理食品 出荷高は前年同月比95.7%であった。
豆腐 不況時には強いと言われる商品であるが、より低価格の県外商品が売れているためか、7月は特に売上が減少した。
醤油 組合員は全般的に業況低調である。当組合の生揚出荷量は、前年同月比96%、前年同期比(4月〜7月)92%と減少傾向にある。お中元商品も一般消費者の消費動向が低減しているものと推察され、低調である。
手延素麺 小麦粉の値上げ等から、より安い機械麺や安い他産地の素麺が売れ、当組合の売上げは減少した。
繊維・同製品 手袋 春夏用UV手袋は、冷夏の影響で売れ行きはかなり厳しく、8月に望みをかける状況である。冬物手袋、スポーツ手袋ともに受注は前年対比90%弱と近年にない厳しさで、生産面でも種々の対策が進められている。
縫製 仕事の受注量が減少し、また加工賃も低下しており、経営環境は大変厳しい状況である。
木材・木製品 家具 3〜4ヶ月前に比べれば、組合傘下の事業所も今は小康状態である。
製材 昨年より売上高は増えていないが、前月よりは少し増加が見られる。
木材 住宅着工の減少に歯止めが掛からず、業況は下限のない下降線をたどっている。
印刷 印刷 主要材料とインキなどが高止まっているのに受注価格は下がり、収益性は低下している。
窯業・土石製品 生コン 売上の減少に加え、市況悪化に伴う不良債権の発生、全体の工事減による地区間の問題発生など懸念される。
石材加工 お盆の需要で少し動きが出てきたようである。このまま安定した動きを期待したいところだが、おそらく一過性のものだと思われる。
鉄鋼・金属 鍍金 関係する産業界で「良い」ところは見受けられないが、こういう時期だからこそ、教育訓練に力を入れるべきということで、各社、中小企業緊急雇用安定助成金を受給しながら力を蓄えているところである。
その他製造業 団扇 業界全体として、受注数は大幅に減少しているものと予想される。来期の商戦がどのようになるか、今から心配される。
漆器 とりあえず売上の減少は下げ止まりと思われるが、低水準で推移している。各社とも操業度を落とし、一部企業は雇用調整助成金等を活用して在庫の増加等を防いでいる。
小売業 石油 依然として競争が激しく、販売価格に影響している。
商店街 高松市 通行量は少しずつ回復しているが、売上にあまり反映されていない。
高松市 7月末に片原町西部で3年近く営業していた飲食店が撤退した。丸亀町、兵庫町、片原町西部の3町商店街で元気券11枚綴り5,000円を販売(総計2,200万円分)した。商店街に人を呼ぶ努力は大変である。お金のない当商店街が参加できないのは残念である。それにしても人の流れがない。この先を考えるだけで不安である。
坂出市 明るい兆しは全く見えない。
丸亀市 商店街に限らず、大型店・郊外店もユニクロ・王将など一部の例外を除いて、どこも消費不振に喘いでいるようだ。商店街は「瀕死の極み」と言ってよい悲惨な日々になっている。冷夏・気候不順もあるが、ほとんど業況には関係ない。別の不況感・閉塞感が蔓延していて、これは少々のことでは打開できない感がする。
サービス業 旅館 7月は、ホテル全般の稼働率は低下し、非常に厳しい事態となっている。例年、この時期はスポーツの大会などの宿泊利用があるが、日帰りが増え、また、そのお世話係の保護者の数も極端に減少するなど、非常に苦戦している。また、お盆も宿泊客の予定が少なく、全体的に苦しい
情報 概ね低水準で推移している。基幹業務系も新規案件は減少し、Web・IT系も低調である。新技術や新製品等の強みを持っているところのみが好調である。
運輸業 タクシー 5月、6月に比べると少しは利用者が増加しているが、収入は対前年比90%程度であり、経営は依然として厳しい状況である。
トラック 全国的には企業の国内向け出荷量動向で、底を脱したように見受けられるが、全体では従前の状態に回復したとは言えない状況である。地方においては、今なお厳しい状況が続いており、遅い梅雨明け、冷夏気味でもあり、夏場に限定した輸送も低調気味である。
貨物 輸出、生産は持ち直しているとの経済基調判断が出ているが、輸送量の回復は遅れている。
       
     

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