素麺の保存状態によって、カビ・虫が発生しやすいので、おいしくお召上がっていただくためには、ご家庭での保存方法に心掛けてください。
・湿気の少ない風通しの良い場所。
・台所・床下収納庫・押入などの湿気が残りやすい所はなるべくお避けください。
・陰干しを充分すること。
陰干しでカビ・虫等の発生を抑え、素麺の品質をそこなうことなく、紙箱・木箱などケースも良く乾燥した上で、陰干しした素麺を詰めて湿気の少ない所を選んで保存してください。

匂いのある物と一緒に保存しないよう注意してください。素麺は他の匂いを吸収しやすい性質がありますので、化粧品・石けんなどの近くに置かないようお願い致します。


  ひや麦やそうめんのあの腰や歯ごたえは、小麦粉に含まれるグルテンによるものです。またそうめんは細くのばすときに綿実油などの植物油を塗り込み乾燥を防ぎながらのばしてゆきます。細くのばしたそうめんは冬空の下で干され切り束ねられ箱に入り長い眠りにつきます。春が来て梅雨に入り、そうめんは“寝汗”をかきながら次第に弾力がついてきます。そして表面の油が酸化し、グルテンがほどよく熟成して食べごろになってゆきます。中でも梅雨を二回越したものが最高といわれています。


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